2010年2月7日日曜日

第1回「尹東柱を生きる会」

今日は河津聖恵さんらが主催する「尹東柱(ユン・ドンジュ)を生きる会」に参加しました。東柱が通っていた同志社大学からほど近いBe京都という町屋フリースペースでの、朗読と講演によるとても温かな集いでした
もうすぐ(2/16)東柱の命日で、今年は日帝による韓国併合(植民地化)から100年。沈思すべきことがいろいろと浮かんできます。





        チマチョゴリを着た河津さん 





宋友恵『尹東柱評伝』の訳者・愛沢革さんの講演。スライドは尹東柱の生家(現在の中国吉林省延辺朝鮮族自治州)。 





    尹東柱の詩「肝」を読む竹村正人くん。



    金時鐘さん。この後、尹東柱「自画像」を朗読されました。


◆尹東柱(ユン・ドンジュ):詩人。1917年12月30日、朝鮮から豆満江を越えてきた移住民三世として北間島(中国吉林省延辺朝鮮族自治州)の明東村に生まれる。1936年頃から雑誌に詩を発表。1942年日本に渡り、立教大学に入学。その後、同志社大学に転学し、在学中の1943年治安維持法違反(独立運動の嫌疑)で逮捕され、1945年2月16日、福岡刑務所で獄死。

・宋友恵『空と風と星の詩人 尹東柱評伝』(愛沢革訳,2009年,藤原書店) ・金時鐘訳『尹東柱詩集 空と風と星と詩』(2004年,もず工房)





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