2010年4月18日日曜日

ウィリアム・モリス『民衆の芸術』より

私自身としては、こんな風に信じている――藝術の外貌がどうなるかといったことにはあまり氣をつかわないで、藝術の目的を理解しようと努めるならば、われわれは結局は欲するものを手に入れるようになるであろう、ということである。それは藝術という名で呼ばれるか、呼ばれないか、いずれにもせよ、それは少なくとも生命にみちたものである。




◆ウィリアム・モリス『民衆の芸術』(中橋一夫訳、1953年、岩波文庫〈原書1887〉)55頁。

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