2010年4月26日月曜日

松本哉「オツベルと象」(宮沢賢治の童話の挿絵)
















◆『紫陽』15号(2008年5月発行)より。

★『現代詩手帖』2008年8月号、久谷雉氏(中原中也賞詩人)による詩誌月評、
「作品の質は玉石混淆だが、そのこと自体がこの雑誌の主張になっているのが頼もしい。『米騒動90周年を記念し、マンデラ90歳を祝う企画』と称し、革命家松本哉によるイラストを添えた宮澤賢治の『オツベルと象』が掲載されている。酒ビンにまたがってくる象たちや、象に体重をかけられてつぶれるのではなく引き裂かれてしまう自動車の絵に、なんだか血が騒いだ。」(217頁)

「玉石混淆」という評言が余計ですが(笑)、松本哉の肩書きを「革命家」とさらりと書いているところはさすがです。

『紫陽』15号も大好評につき二、三ヶ月で完売しました。で、この松本哉「オツベルと象」挿絵だけを配布すべく抜刷にしたのですが、それももう手元にありません。




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