2012年6月15日金曜日

今城理江 展 於、番画廊 (大阪・西天満)


「逃げていく蝶々」と題されたリトグラフ。

箱から浮き上がるように並べられた蝶は、同じ版でトレーシングペーパーに刷ったもの。




魂、死、再生、復活、不死、愛、うつろい、軽率、気楽さ、はかなさ、など様々なイメージを表すシンボルとして使われてきた蝶をモチーフにした版画が印象的な今城理江(いまじょうまさえ)さん。

どの作品も夢からインスパイアされたものだそう。

それゆえに、作家本人にも読み解けない意味を包み込んでいることを思わせる。

夢を記述するとは、現実と非現実との架け橋を渡ることにほかならない。



番画廊 6/11~6/16

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。